出張授業・講演 について

海外に行けなくても、オンラインで現地と繋ぎ、リアルな現状を
お伝えさせていただきます。

子どもたちの「諦めない心」を育みたい。

私たちユニカセは、フィリピンの恵まれない環境に育った青少年を雇用・社会的な教育を行い、心と経済的な自立をサポートするソーシャルレストランをマニラで運営しています。

雇用する青少年たちはそれぞれ辛い過去を持っていますが、仲間と助け合い、努力を重ね、現在では現地のベストオーガニックレストランとして表彰を受けるほどにまで成長しました。

10年前にフィリピンで一人でレストランを起業し彼らをサポートしてきた創立者・中村や、文部科学省の奨学金を受けて留学・現地でともに活動してきた学生スタッフたち、そしてレストランで働く青少年たちが経験してきた自主性と諦めない心がもたらす未来を紹介し、海外での体験の共有や、国際協力に興味のある子どもたちだけでなく広い世代に前向きに生きる「元気」を届けています。

たくましく、しなやかに生きていくための心作り

国を超え、日本の子どもたちの心にタフさと国際性、感謝や思いやりの気持ちを育み、様々な成長を支える心の土壌を育みます。

日本では、少子高齢化や財政の悪化、格差の拡大、

世界では、地球規模での環境問題の顕在化や国際紛争、パンデミックの発生など、未来は社会課題が山積しています。

私たちの活動の場に参加する日本の学生の多くもそんな未来に不安を感じていますが、現場で「必要なことを自分の頭で考え、言葉にし、協力者を増やして行動していく」経験を積み重ねるうちに、諦めない心や答えのない課題に立ち向かう強さを体得していきます。

私たちは、混沌とした未来をたくましく、しなやかに生きていくための心作りを、現場にきてくださる学生の方だけでなく日本のより多くのお子様方に提供したいと考えています。

将来の夢を描き、自らの力で考え、行動し前向きに問題を解決し実現していく、そんな子どもや青少年を1人でも多く増やしていくことで、未来が変わっていくと信じています。


講演・授業のご紹介

企業・団体・大学での講演

ユニカセ創立者の中村が、草の根の国際協力や、社会起業家、ソーシャルビジネスについてなどご要望に応じて講演させていただきます。

(これまでの実施実績)

慶応大学、早稲田大学、明治大学、上智大学、東工大、東京外国語大学、横浜市立大学、文教大学、東洋大学、獨協大学、関西学院大学、神戸女学院、関西大学、同志社大学、龍谷大学

あしなが育英会、愛宕ロータリークラブ、近畿経済産業局:関西女性起業家応援プロジェクト、公益財団法人東京しごと財団(東京しごとセンター)等

高校・中学・小学校

中村の講演や、解説によるユニカセの青少年たちへのインタビュービデオの視聴を通して、前向きな諦めない姿勢や周囲の人への感謝を学び、恵まれない環境の子どもたちにエールを送ります。

(これまでの実施実績)
鎌倉女子大学高等部、カリタス女子中学高等学校、順天高等学校、第一学院柏校、柏市立中原中学校、など

ONLINE講演事例「国際理解を深め、世界にエールを送ろう!」

2020年10月14日、パートナーの一般社団法人 次世代教育・産官学民連携機構さまとともに

千葉県柏市立中原中学校さまで、ONLINEプログラム「世界にエールを送ろう!」を実施いたしました。

授業実施対象は、中学1年生4クラスです。 
事前に学校と打ち合わせを行い、わかりにくい言葉の確認や授業の進め方などを2回ほど打ち合わせていただき、Zoomでの実施となりました。

当日は、代表の中村より、フィリピンにおける深刻な貧困問題やユニカセ・レストランのこれまで取り組みを紹介し、ユニカセ・レストランで働く現地のスタッフのリアルな声を学生らに聞いてもらい、学生から現地スタッフへ応援メッセージを考えてもらいました。 

授業の中で、恵まれない環境の中、困難に直面しても決してあきらめない異国の青少年たちの姿を見て、どの生徒さまも画面に見入るように集中して授業に向かっている姿が見受けられました。
 
また、授業後半の現地スタッフへ送るエール考える時間では、一人一人が自分の気持ちがしっかり相手に伝わるよう丁寧に言葉を選びながら取り組んでおり、授業終了時間を過ぎたあとでも、真剣に用紙に向き合ってメッセージを書いている様子が伺えました。

■実施内容(50分授業)

①ユニカセの紹介と社会課題のビデオ視聴
②中村のミニ講演
③ユニカセで「支えられる側から支える側」へ成長した青少年スタッフのインタビュービデオ視聴
④視聴の感想共有とチームでエールの作成

こちらの授業は、PTA家庭教育学級としても実施可能です。
授業時間などのご要望に合わせて実施いたします。

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受講生徒のお母さまから感想をいただきました。

子どもが帰宅するなり、興奮冷めやらぬといった様子で、授業の事を沢山話してくれました。

動画も見せてくれました。 動画の女性(レアさん)の言葉に、とても共感したようです。
強い関心を持ち、もっと学びたいと言っていました。

半年前まで自分の未来に希望も関心も持てなかった子が、瞳をキラキラさせ
「こういう事にとても興味がある」と言っています。

本日は授業に参加させていただき、誠にありがとうございました。

参加者(生徒)様からの感想

  • 自分たちの食べていること、住んでいることが当たり前でないこと、感謝しようと思いました。
  • ビデオを見る前は将来どうすればいいかわかならくてあきらめていましたが、レアさんの「あきらめない」「責任感を持つ」という言葉を聞いて、心が変わりました。
  • あきらめないこと、という言葉を何回も聞き、その言葉にとても深い意味があり、そしてその言葉に救われることがあることがわかりました。
  • すごく心に響く言葉がたくさんあり、心に残りました。
  • 世界に困っている人がいることは知っていましたが、どこか他のところのこと、と身近に感じれなかったですが、今日のお話を聞いて考えさせられました。
  • すごく大切な時間をありがとうございました。
  • 失敗するとやる気がなえてしまっていたけれど、人は生きていくのにあたって全て上手くいくわけでなく、失敗は誰にでもあると励まされました。

主催者様の感想

30代 女性:

中学生にとって海の向こうの話がぐっと身近に感じられた、グローバル教育の課題設定のきっかけとなる授業になったと思います。今後、たくさんの日本の中学生に中村さんのご経験やフィリピンの方たちの様子が伝わり広まっていくことを楽しみにしています!

40代 男性:

今回の授業では、中学生の視野を広げたいという目的があり、多方面で視野が広がったのではないかと思う。

40代 女性:

中学生にとって海の向こうの話がぐっと身近に感じられた、グローバル教育の課題設定のきっかけとなる授業になったと思います。


子どもたち自身と大人が共に努力していく

私の活動のスタートは、フィリピンで社会の犠牲になった子どもたちをたくさん見たことでした。

私自身も、事業に失敗した父親の連帯保証金4億円を20代のときに背負った過去があります。返しようのないとてつもない金額を思うとき、命を絶ちたいと思ったことも何度もありました。

そんな過去の自分と、生まれた環境で人生を諦めるしかない子どもたちが重なって見え、見て見ぬふりはできませんでした。

ユニカセで学び成長してくれた青少年スタッフたちは、辛い過去を乗り越え今があります。

彼らの自分自身で努力する姿や諦めない前向きな姿勢は、日本から訪れる学生さんたちの心に深く刻まれ、心のなかに眠っていた挑戦への気持ちを呼び起こしてきました。

わたしたちが伝えたいのは、人間としての豊かな感受性や感謝の心、責任感と自主性は、答えのない課題に向き合い、突破するための大切なファクターだということです。

いま世界は混沌としていますが、未来への歩みを止めることはできません。

ユニカセがこれまで現地で提供してきた青少年スタッフたちとの交流は、日本にいても体感できるようインタビュービデオに編集し、受講される方の心にしっかりと届くよう、私やユニカセの日本スタッフが国際協力や社会課題の現場での葛藤を解説するほか、年齢や目的に合わせてこれまで通りの講演も行ってまいります。

私たち大人も、子どもたちが明るい未来を生きれるよう、今できることを1歩1歩続けていきたいと思います。



講演・授業へのお問い合わせ、お申込み

授業・講演料:1回50,000円より(交通費別途)

既存のパッケージ授業から、ご要望にあわせた内容でオリジナルでご提供も可能です。

メールまたは電話にてお問い合わせください。

NPO法人ユニカセ・ジャパン 事務局

営業時間 平日10時~18時
電  話 03-6356-4861
E-mail info@uniquease.net


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