今年のテーマは、「大切にしてきたコト、そして未来に繋いでいくモノ〜現場の葛藤と光〜」です。
今年はオンライン、オフライン(会場参加)の同時開催が決定しました!
アジアで活動する社会起業家たちが、過去から現在にいたるまでを振り返り、世界的パンデミックに直面している現場での葛藤や変化を語ります。そして、未来の社会的ニーズに対応するための新しい取組みや変容について議論します。
国際協力、貧困問題、教育、ソーシャルビジネス、日亜共通の社会課題に関心を持つ社会人及び学生におすすめの内容です。
◆本編開催概要
世界がパンデミックに直面した2020年、これまでの国際協力の理念や支援の方法が通用しなくなったことで現場における事業継続が困難を極め、多くの社会起業家やNPO/NGOスタッフ・留学した学生やインターンたちをも翻弄する事態へと突入しました。
国際協力やソーシャルビジネスの現場では、現在進行形で刻々と変化する現状への対応に迫られ、葛藤を続けています。
そこで、社会起業家やNGO、学生など様々な立場で経験した「過去」の振り返りを共有し、経済的価値を生み出しながら未来の社会的ニーズに対応するために組織や個人がどう変容していくかを、アジア地域における国際協力及びソーシャルビジネスにおいて共通する思いや価値観を持つ登壇者や参加者同士で議論し、今後の具体的な行動につなげるための一歩を踏み出すイベントを目指します。
① 過去
社会的支援に関わる起業家やNGO、学生がその契機や活動する団体・企業の理念、支援方法等を紹介します。
② 現在
実際の活動を通した理想と現実のギャップ、価値観の変化を紹介します。
③ 未来
登壇者や参加者が、100年後に何を残し、何を軸に活動を続けていきたいのかを言語化し、将来起こりうる試練や挑戦に向けての知見、アイデア、個人の想いを再構築し、未来への礎を築きます。
オプションプログラム
※A,Bともに予約先着制で各10名様のみ となります。
※本編以外にオプション参加費¥1000が別途発生いたします。
※オプションはA,B両方の参加はできません。どちらか一方をお選びください。
A:ユニカセワークショップ
11:30-12:30
フィリピンで設立し、ソーシャルビジネスとして10年間の実績があるユニカセ・コーポレーションが、ユニカセで雇用された青少年スタッフのリアルな過去を紹介し、Children at Risk(様々な危険にさらされた子どもたち)を取り巻く環境に対するアイディアを具体的に事業化するワークショップです。
※毎年ご好評頂いている3時間ワークショップのPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)につきまして、本年は新型コロナウイルスの影響で残念ながら開催を見送らせていただきます。
B:主催2団体のソーシャルビジネス事例紹介&ショートワーク
11:30-12:00 :特定非営利活動法人 ユニカセ・ジャパン
12:00-12:30 :株式会社 コネクト&フロウ
12:30-13:30 :ランチ休憩
本編プログラム
第5回 国際協力・ソーシャルビジネス アジアカンファレンス 2020
13:00 :受付
13:30 :開会の挨拶
13:35 :基調講演(40分)
<登壇者>
岡崎祐吉氏 (一般財団法人 あしなが育英会)
<概要>
あしなが育英会(※)にて会長補佐として長らく遺児の支援を行ってきた岡崎氏に、支援の現場で「過去から現在にかけて大切にしてきたこと」を講演いただく。ソーシャルビジネスや国際協力の核である社会的貢献を「支援」の本質から見つめ直し、今後の具体的な活動につなげるための内省の一助とする。
(※)あしなが育英会:1967年に岡嶋信治氏と玉井義臣氏によって「交通事故遺児を励ます会」が発足され、1993年には「災害遺児の会」と「病気遺児の会」を合併し「あしなが育英会」が誕生。50年以上に渡る歴史の中で国内・海外支援活動を継続している。
14:15-14:20 :5分休憩
14:20 社会起業家パネルディスカッション(90分)
<パネラー>
岡崎祐吉氏(日本:一般財団法人 あしなが育英会)
中村八千代氏(フィリピン:UNIQUEASE Corporation)
柳邦明氏(インド:Iroha)
<概要>
急速に世界が変化したことで資金的なサポートを受けられなくなり、国際協力の現場で多くのNPO/NGOは既存事業を継続することが難しくなっています。
スピード感のある”意思決定”と”実践”、業種を超えたつながりを広げ、目的を共有しながら事業を遂行する必要性が生じています。
NPO/NGO、ソーシャルビジネス等、各国で活動されている方々をゲストに迎え、現在進行形の現場での苦難や葛藤、どのように対処しているのかを紹介し、アフターコロナの世界に向けた対策や今後の連携、協力など未来への展望を探っていきます。
15:50-16:10: 20分休憩
16:10-17:00:トビタテ生によるトークディスカッション(50分)
〈概要〉
近年では学生の海外留学は容易になってきました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大によって海外での活動を中止せざるを得ず、現地で身動きができなくなった、また急遽帰国したトビタテ生がいます。
海外に出られない状況が続く今、急遽帰国せざるを得なくなったトビタテ生と留学予定であったが中止・延期になってしまったトビタテ生たちを迎え、どんな心境で変化に対応しているのかを共有します。また、学生たちの「今後の海外との関わり方」、「この時代をどう生き抜くか」について、対話を通じて考えます。
※トビタテ生とは
2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」で派遣された学生のこと。「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」では2020年までに約1万人の高校生、大学生を派遣留学生として送り出し、支援企業と共にグローバル人材コミュニティを形成し”産業界を中心に社会で求められる人材”、”世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材”へと育成し、帰国後は海外体験の魅力を伝えるエヴァンジェリスト(伝道師)として日本全体の留学機運を高めることに貢献することを期待されている。
17:00-17:10 : 参加者写真撮影
17:15-18:45 :参加者分科会(自由参加)
当日の講演者(パネリスト)や参加者が情報交換できる交流会です。
18:45-19:00:閉会の挨拶
詳細
【日時】
2020年11月7日(土曜)
【会場】
来場でのご参加:会場は都内の会議場を選定中
オンライン参加:オンライン
【参加者】: (オンライン)先着150名様 (会場参加)先着40名様
【一般参加費】
(会場参加)社会人 3,000 円 / 学生 2,000 円
(オンライン参加)一律2,000円
主催:特定非営利活動法人 ユニカセ・ジャパン
共催:株式会社 コネクト&フロウ
【本件問合せ先】
info@uniquease.net カンファレンス運営事務局 宛
◆下記の「お申込みフォーム」から事前予約をお願いいたします。
https://forms.gle/pVa422EgX69kK8kk9
※11月5日(木)24時締切とさせていただきます。