【2017年4月~2020年3月】 (公財)日本国際協力財団様より助成をいただき、「フィリピン国マカティ市北部地域とブラカン州バティア地区における栄養価の高い食事・間食の開発と普及を通じた生活習慣改善プロジェクト」を3年間実施いたしました!

ユニカセはフィリピンの油分の摂取量が多い食文化の改善を目指し「自然食レストラン」の先駆けとして、衛生面や使用する野菜、調理方法をアレンジし、健康的で安全、美味しい食事を2010年より提供してきました。

貧困層出身の青少年たちが調理やサービスを必死に学び、2017年からは毎年、「ベストヘルシーレストラン」として表彰されるほどになりました。

また同年、レストランに来店されるお客様だけでなく近隣の中間・低層家庭の母親たちに栄養価の高い食事や間食の開発と普及を通じた生活習慣改善の指導を現地バランガイや住民たちと共に開始。

健康悪化による家庭の収入減で就学を諦め、貧困の連鎖に組み込まれてしまう子どもたちを一人でも減らせるよう未来を変える環境整備に取り組んいます。

マカティ市のお母さんたちを対象にこれまで、糖尿病、ダイエット方法、高血圧、ガン、風邪、貧血をテーマとした食育事業を実施してきました。

それぞれのテーマに合わせて、フィリピン青少年スタッフによるプレゼンテーションを行った後に、クッキングレッスンで健康食についての理解を深めていただきました。

毎回参加してくださるリピーターのお母さんたちも増え、現地の人々に喜んでもらっているフィードバックをいただき、地道に食育が浸透している感触を得ています。

今後も、フィリピンの生活習慣病改善から貧困層の健康維持での支援を行ってまいります。