青少年育成事業

ユニカセでは、日比の青少年の育成事業を行っています。
技能訓練などによる「経済的自立」だけではなく、職種や業種を問わず未来を切り拓き成長していくための人間力を養う「精神的自立」を教育の基本としています。

社会課題を解決するために

日本

日本の若者が、世界の恵まれない環境下の子ども、青少年たちへのサポート、社会課題解決に取り組むことを通して、彼ら自身も学び成長する場を提供します。

トレーニング

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組織・メンバーを導くためのエンパワーメントの手法としてビジネスマナー、キャリアビジョン構築、NLP、コーチングといったリーダーとして影響力を発揮するためスキル研修を実施し、社会課題を解決するための諸団体へのサポート、大学等教育機関との連携強化、国際交流やカンファレンスの開催などを実践できる人材を育成します。

ロールモデルインタビュー

世界はグローバル化し、より混沌とした複雑に絡み合う社会になっています。
卒業後、そうした社会で力強く未来を切り拓いている社会人の皆さまをロールモデルとしてインタビューを行い、学生のうちに身に付けておきたいことなどを伺います。

フィリピン

貧困下で成長した青少年たちに、現場での“生きた教育”を通して、自ら提案し、議論し実行していく能力を培えるような研修や、代替教育システムのサポートや就学、生活費支援を実施しています。

トレーニング

貧困家庭に育った青少年は育つ途中で育児放棄や虐待など心に傷を持つ場合や、家族との関わりに問題を抱えることも多く、精神的なケアが必須です。

こうした1人1人の背景や問題は簡単に解決できるものなど一つとしてありません。

ユニカセでは家族のように一緒に向き合い、青少年が自信を深め、将来それぞれの強みや才能を発揮して活躍できるよう個性や成長にあわせた教育を真摯に考えていきたいと思っています。

ビジネスマナーや接客スキルなど基礎的な知識を身につけ、段階を踏みながらマーケティング、チームビルディング、リーダーシップ、才能開発、ビジネスマインドを形成する異業種交流や国際的な学びの場を提供し、どんな仕事においても必要不可欠な「働く」ことの意味や姿勢を深く身につけていきます。

現在ではこうした取り組みが実を結び、他の団体へアドバイスや教育訓練を行えるまでに成長した青少年も生まれています。

<トレーニング内容>

心の教育を行いつつ、仕事をする上で必要な知識や能力を高めてもらうため、3つの観点からユニカセ独自のトレーニングプログラムを行っております。

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  1. 教育 (リーダーシップ・ファシリテーション・チームビルディング・ビジネス英語・ビジネスコミュニケーション・ビジネスマナー)
  2. ビジネスマネージメント (経営理念・マーケティング)
  3. 組織論
  4. その他 (衛生管理・接客スキル・栄養に関する基礎知識など)

代替教育システムのサポートや就学、生活費支援

貧困層の青少年たちは、戸籍がない、通学費や授業を受けるために必要な教科書や文房具を用意できないなど、様々な理由で学びたくても学校に通うことができません。小学校すら卒業していない彼らには危険で低賃金な仕事しかなく、貧困の連鎖がまた始まります。

ユニカセ・ジャパンでは成長して学校に通う機会すら失ってしまった青少年の復学やフィリピン政府の認めた代替教育システム(ALS:Alternative Learning System)への就学、学校生活で必要な諸費用などをサポートしています。